オンラインで購入したドレスがサイズが合わない、レンタルドレスがぴったり来ない、そんなお悩みを解決します。この記事では、「編み上げリボン」と「当て布」を使ったドレスのサイズ調整方法をご紹介します。特別な日を美しく快適なスタイルで過ごすために、この簡単なリメイク方法をぜひ参考にしてみてください。
サイズが合わないときのよくある悩み
ドレスを購入したりレンタルしたりする際に、一番多い問題が「サイズが合わない」ことです。特に背中部分のファスナーが閉まらないケースは、焦ってしまいますよね。でも、諦める必要はありません。当て布と編み上げリボンを使えば、見た目も美しく解決できます。



当て布と編み上げリボンとは
当て布は、サイズ調整の際に欠かせない布です。背中や脇に追加することで、ドレスに余裕を持たせることができます。一方で、編み上げリボンは、ループを通してドレスを締めるデザインで、サイズ調整をおしゃれに行えます。この組み合わせが、サイズの合わないドレスを美しくフィットさせるポイントです。

リメイクの流れ
- ファスナー部分の調整 ジッパーはそのままにして、背中をV字に折り込む形でデザインを変更します。この方法で、元のドレスの形を崩さずにアレンジできます。
- 当て布の取り付け 真ん中にファスナーを付けた当て布を作成します。シャーリング加工を加えて、着心地の良い柔軟性を確保します。
- ループとリボンの取り付け ドレスの内側にループを設置し、リボンを通して編み上げて固定します。この方法で、見た目にも美しく、サイズ調整が簡単に行えます。
- 取り外し可能な仕様 レンタルドレスの場合、元に戻せるように、生地をカットしない取り付け方法を採用します。この配慮で安心してリメイクを楽しめます。
- 完成したドレスの試着 最後に、リボンを編み上げながらフィット感を調整し、理想的な着用感を確認します。


この方法のメリット
取り外し可能で安心 レンタルドレスにも対応可能で、元の状態を保てます。
デザイン性を損なわない 見た目にもおしゃれで、違和感がありません。
簡単かつ実用的 複雑な道具を使わずにできるリメイクです。

今回はレンタルドレスのサイズが合わないということで、当て布+編み上げリボンでのサイズ調整をご提案しました。
元のドレスは後ろ部分がジッパーになっていたのですが、ジッパーを取り外さずに一時的にV字に内側に生地を折り込み、空いた部分を隠すように当て布を作りました。リメイク前のドレスは背中がファスナーで開くタイプで、サイズが小さく、一番上まで閉まらないとのことでした。 お作りした当て布では真ん中にコンシールファスナーを仕込んで脱ぎ着をし易くしました。全体にシャーリングをして、ストレッチのないサテン生地でも収縮があるように作りました。当て布の横部分にはループを作り、そこからドレス内側に縫い付けたリボンを通して結び、固定します。ドレスの背中部分はV字になるように折り返して、手縫いで裏に縫い付けます。今回はレンタルドレスのお直しだったので、今後取り外せるように、カットはなしで。V字に縫い付けたら、内側にループをいくつかつけます。これが当て布隠しに使われる編み上げリボンの通り道になります。
ドレスリメイクの相談をお待ちしています
ドレスがサイズに合わない場合、ぜひプロの手を借りて、快適で美しい仕上がりを実現しましょう。当て布と編み上げリボンを使ったお直しなら、特別な日を安心して迎えることができます。
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