ボヘミアンテイストのオーダーメイドウェディングドレスの他に、ご自分でウェディングドレスを作りたい!という花嫁様をサポートする、1対1の手作りウェディングドレス教室を開催しています。
Q: 鋏は何を買ったらよいですか?
本当は切る生地の厚みによって、これは厚物用のハサミ、これは薄物用のハサミ、と分けて何個か持っているのが最善なのでしょうが、私はこれ1本で何でもちょきちょき切ってしまいます。厚手のコットンも、シルクも、ジョーゼットもこれです。
大体年1で研ぎに出します。
私が出している会社は鋏研磨研究会ラリーです。郵送で対応していただけます。費用は大体2,000円前後でした。オカダヤさんとかに出すよりも安価だと思います。郵送なので、しばらく届くまで使えないのが難点ですが。研ぎ終わって帰ってきたハサミは本当に感動ものです!切り心地が生まれ変わって帰ってきます。
以前、自分で100均で買った包丁研ぎ(!)で研いでまるで使えなくなったハサミを生き返らせてもらいました。お勧め。
Q: きれいに布を切るコツは?
A: 小さいパーツ(ドレスの上半身部分など)はロータリーカッターとカッティングマットを使って裁断します。布の上に地の目を合わせて型紙を置き、その上に重しを置きます。ピンで型紙を布に付けると、ずれが生じることがあるので、重しを使います。一つの線は一息で裁断します。習字で字を書くように、覚悟を決めてバッサリと。
大きいパーツ(スカートなど)は布をまっすぐにして床などに置き、その上に型紙、重しの順に置いてハサミを使って裁断します。
シフォンやジョーゼット、薄手のシルクなど、薄くて動いてしまい切りにくい生地は、ティッシュペーパーをカッティングマットの上に置き、その上に生地を置いてロータリーカッターで裁断します。ティッシュと一緒に切ることになります。
目次
- 第一回 お勧めハサミ
- 第二回 仮縫いについて